「フィリピン絶望の市街戦~マニラ海軍防衛隊」証言記録・兵士たちの戦争 NHK | shima-tの 中学校道徳研究

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30日放映。太平洋戦争で想像を絶する悲惨な戦いを生き延びた旧日本軍兵士たちの証言を伝えるシリーズ。第1回は、1945年2・3月に起こったマニラ市街戦海軍防衛隊の証言。上陸する重装備の米軍に対し、沈没艦船の乗組員や在留民間邦人からなる海軍防衛隊は、無謀・理不尽な戦いを強いられたという、その証言記録。攻め寄せるマッカーサー司令官の米軍に対し、海軍防衛隊は武器に乏しく、情報も伝わらず、抗日フィリピンゲリラにも苦しめられ・・・。最後は機銃掃射の米軍に竹やりを持って切り込んだという・・・。半世紀も前の戦闘を涙ながらに語るお年寄りに心が痛みました。申し上げにくいのだけれども、と前置きして語る内容の壮絶なこと・残酷なこと。旧日本軍兵士の高齢化がすすむ中、こういった証言記録を今残すことの重要さをかみしめながら視聴しました。米軍の記録映像でしょうか、時折流される映像のむごさに息が詰まる思いでした。

・番組評価~☆☆☆☆