「僕が一人で食べ歩くわけ~脳性まひ・井上康さん」きらっといきる NHK教育 | shima-tの 中学校道徳研究

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3日放映。福祉をテーマにしたこの番組、今回は、脳性まひによる重度の身体障害があるにもかかわらず、1人で町に出かけ食べ歩きをするというチャレンジ精神旺盛な障害者に密着・紹介する内容。電動車イスで生活する大阪府豊中市の井上康さん、「障害者にも危険を冒す権利がある」と、あえてヘルパーをつけずおいしいものを探し求めて一人で食べ歩きにチャレンジしている。トイレに行きたくなったら、温水プールの施設に飛び込み、「トイレがしたいんですけど、男の人はいるやろか」。いよいよ食べたい店に行き、店員に「相談があるんやけど、食べるの手伝ってもらえんやろか。他のお客さんを優先してもらっていいから。」ゲストでスタジオを訪れ、自分の映像を視聴して「自分ですごいと思う、よおやるなあ」との感想は笑えました。それでも断られる店が多いとのこと。障害を持つ鈴木さんのチャレンジ精神と行動力に感動しました。井上さんみたいな障害者がどんどん街に出ていける環境・状況はどういうものか。障害者とのありかたを考えさせられました。最後に井上さんへの質問「これからの夢は何ですか?」「今、夢みたいなことをやってますから。これといってないです。」すごい言葉でした。井上さんの行動力にただ驚くだけではない、考えるべきことがたくさん詰まったすばらしい内容でした。

・番組評価~☆☆☆☆