7日放映。NHK教育放送開始50周年・バースデーウィーク連夜シリーズの3日目。子どもを取り巻く状況50年の変遷とその間の子どもたちの様子を伝える資料映像を織り交ぜながら、現代を生きるさまざまな状況の子どもたちの24時間の動きとインタビジュー映像を伝える2時間。カメラが追ったのは、富山県のありふれた公立小学校の児童、横浜・難民の子など多くの国の児童が通う小学校、東京・登校拒否児が通うフリースクール、名門進学塾のエリート小学生、長崎・児童養護施設のさまざまな問題を抱えた児童たち、北海道・酪農家の子ども、などなど。家族のこと、友だちのこと、遊びのこと、学校のこと、将来について、・・・。余計な解説はなく、子どもたちの50年の歴史と、ただひたすらにドキュメンタリーとインタビュー映像を伝えておりました。それでも垣間見えてくる現代の日本の子どもたちの実像。時代の波にもまれての、子どもたちの状況の多種多様化、というか。それでも同じ子どもたち。この時代をがんばって生き、幸せになって欲しいなぁ、としみじみ視聴するのでした。NHK教育らしい、NHK教育でしかできない2時間番組でした。
・番組評価~☆☆☆