「学活や学級・学年便り」のネタになりそうな話題をこのブックに掲載させていただいてます。
「大人」に関してこんなお話がありました。
A新聞 6月28日 読者の「声」 より
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憧れの大人に早くなりたい 中学生 (東京都 14歳)
日本では、20歳からお酒も飲めてたばこも吸える。そして世間では大人という新しいくくりの中に入る。
私は早く大人になって「自由」にお金をつくって会社で仕事だってしたい。
だが、今の日本はどうだろう。昼間からお酒を飲んだり、自立しないでいつまでも親に支援してもらったりして生活している人。定職に就かずに、アルバイトで生活している人。もちろん、一生懸命仕事を探してもうまくいかない人もいるかもしれない。いろいろ事情はあると思うし、どう生きてどんな時間の使い方をするのも勝手だけど、もっと大人らしく、存在感があって、優しくて温かい、相談したらアドバイスがもらえる、そんな大人がいい。
大人は子どもの永遠の憧れだから、私たち子どもが、あんな大人になりたいなと思える大人が増えたらいいと思う。私は、そんな大人に早くなりたい。
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「子どもが大人にあこがれる」度、は、
年を追うごとに下がっているような気がして、
それが子どもたちの成長にも影を落としているように思ってしまいます。
こういう文章に行き当たると、少しほっとしますが・・・。