31日放映。太平洋戦争を生き延びた旧日本軍兵士たちの証言を伝えるシリーズ。第3話は絶対国防圏の最前線でアメリカ軍と戦い、その戦中絶対国防圏をはずされることで後続を断ち切られたビアク島の悲惨な戦いの証言記録。赤道直下・ニューギニア島北西の島・ビアク島。この島に送り込まれたのは岩手の歩兵第222連隊。絶対死守を命じられ、上陸してきた米軍と戦うも、米軍の重装備の前にさんざんな苦戦、そして後続補給も中止され、まさに見捨てられた部隊。そして壮絶な攻撃にさらされ、言葉を絶する状況に。帰還できた兵はわずかに3.9%、今でも10000体が島に眠っているという、昭和19年4~6月の知られざる悲劇でした。
・番組評価~☆☆☆