「“本当に大切なもの”学生たちは授業で・・・」ニュースウオッチ9 NHK | shima-tの 中学校道徳研究

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テレビ番組を活用した中学校の道徳授業を提案しています。

道徳の授業に使える番組は?そのワークシートは?

道徳の授業に悩む中学校の先生ぜひご覧ください。

中学・道徳・資料・指導案。

20日放映。自分が死に臨む場面を想像することで自分にとって本当に大切なものは何かを感じ取る大学の授業実践を報告。NHK夜のニュース番組内の特集。関西学院大学、人間福祉学部・藤井美和准教授の「死生学」の授業。テーマは、死を考え、自分にとって本当に大切なものは何かを確認する、というもの。講義を受ける大学生が12枚の短冊に書いた自分の大切なもの。病によって死に向かう架空の日記を教授が読み上げ、その場面を学生が想像。死に向かいつつ、短冊を1枚づつ破り捨て。死にゆくことで自分の大切なものを1つずつ失う、という疑似体験。大切なモノを失い、大切な趣味を失い、大切な友を失い・・・。最後に残された3つの大切なもの。そこで訪れる死。そして残す1枚の短冊・大切なもの。それも破り捨てる指示が・・・その瞬間、教室の照明が落とされ、静かな音楽が流れ。多くの学生さんが涙を流しておりました。最後に残った1枚の短冊に書かれていた多くが「母」とのことでした。楽しいことを追い求めるあわただしい日々の中で、本当に大切なもの、ありがたみのあるものを再確認するなかなか奥深い大学の授業報告でした。「死生学」というよりも大学生の「道徳」だったような。

・番組評価~☆☆☆