8日放映。NHK各局制作ドキュメントを紹介するこの番組、今回は函館放送局制作ドキュメント、津軽海峡に面した木古内町に伝わる奇祭・寒中みそぎ祭りに挑む若者の姿を伝える。木古内町佐女川神社に江戸時代から伝わる寒中みそぎ祭り。今年は1月13日から3日間行われた。前2日は昼夜を問わず1時間ごとに冷水を浴る水垢離を行い、最終日は津軽海峡に入りみそぎを行うという過酷な祭り。これが178年続いているという。この苦行に挑むのは自ら志願する若者で、行修者とよばれ、4年間行う。今回の行修者は4人。外はマイナス6度。水垢離の様子を見ているだけで縮み上がりそうでした。番組はこの苦行に参加することで生き方を変えたいとする若者の姿を描いていましたが、地域のお祭りに参加し伝統をつないでいく若者、という視点で道徳に用いてはどうか、と思いました。それにしてもスゴいお祭り、死んじゃった人はいなかったのでしょうか。
・番組評価~☆☆☆