「たまごが教えてくれたこと~兵庫県狭間小学校3年1組の子どもたち」ネットワーク54 NHK | shima-tの 中学校道徳研究

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テレビ番組を活用した中学校の道徳授業を提案しています。

道徳の授業に使える番組は?そのワークシートは?

道徳の授業に悩む中学校の先生ぜひご覧ください。

中学・道徳・資料・指導案。

16日放映。紙ねんどでつくった卵、それを自分だと思い世話をする、という不思議な授業。その実践に取り組んだ兵庫県の小学校教諭、そして子どもたちの変化を伝える。好きな色をつけた紙ねんどの卵、中にハート型のビーズと自分の秘密を書いた紙を入れ、それを自分だと思い世話をする。ルールは2つ。世話の内容を自分で考える、卵はペットではなく自分。この授業を考えたのが兵庫県三田市立狭間小学校3年1組の福井加寿子先生、25年のベテラン教師。友人関係でトラブルの絶えない子どもたち、自分を、人を大切にする気持ちを育てたいとこの授業を考えた。紙ねんどの卵を世話する?とそんなこと可能なのかと思いきや、オルゴールを聴かせたりマフラーを巻いたり、考えながら世話する子どもたち。そして親の思いや世話の大変さを知るようになり、世話をする子どもたちを見て親も学ぶことがあり、と、なかなか興味深い授業でした。で、問題は卵とのお別れ。先生が考えたのは、タイムカプセルにして将来の夢作文を添えて、未来に再会する、というもの。なかなか面白い実践でした。

・番組評価~☆☆