6日放映。日本サッカーの歴史の中でも大奇跡とも言える1968年メキシコ五輪・銅メダル。当時どん底の状態にあった日本サッカーチームのコーチを務めたドイツ人・デットマール・クラマーさん。そのチームづくりと選手の奮闘振りを伝える。東京オリンピックを見すえて呼ばれた当時の西ドイツのクラマーさん、日本のサッカーのレベルは「とてもサッカーとよべるものではない」という状態だったという。そのチームを基礎からたたき上げ、メキシコ五輪で銅メダル獲得するまでに育てたことに、そしてフランスやメキシコといった強豪チームを次々と倒す映像を目にし、ただただビックリしました。メキシコ五輪では銅メダル獲得のみならず、FIFAが初めて取り入れた「フェアプレー賞」も日本チームが獲得。番組エンディング、お年を召されたクラマーさんが現在も日本の少年少女にサッカーを教える姿を拝見し、目頭が熱くなりました。これは道徳に、という感動のお話でした。
・番組評価~☆☆☆☆