２４日放映。日テレの「アンテナ２２」という番組、ドキュメンタリーの新番組でしょうか？今回の特集は「ドラッグ」。中学生にもその恐ろしさを伝えなくてはいけないご時世ですので、道徳の素材にならないか、と期待して視聴。で、ドラッグの恐ろしさ・すさまじいさを予想以上に伝えていて、気分が悪くなるほどでした。自宅の部屋で薬物を乱用し続けた男性の行動と逮捕の瞬間、手に入りやすくなっているインターネット販売の実態・・・。メインは麻薬中毒者の立ち直りを支援する団体「本気塾」の押川剛さんと麻薬中毒者女性Ｋさんの泥沼の格闘。見ていてつらくなる母親との再会場面など、「ドラッグ」の背景にある具体的な親子関係まで取材していました。が、個々の状況に深入りしすぎる内容は、道徳への使用はちょっと微妙で、残念でした。一般的状況をもう少し伝えてほしかった。しかし、ドラッグの恐ろしさと、ドラッグの広がりつつある社会状況に、胸が詰まる思いでした。
・番組評価～☆☆☆