「君を信じておれは待つ~暴走族脱退ボランティア」ドキュメントにっぽんの現場 NHK | shima-tの 中学校道徳研究

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テレビ番組を活用した中学校の道徳授業を提案しています。

道徳の授業に使える番組は?そのワークシートは?

道徳の授業に悩む中学校の先生ぜひご覧ください。

中学・道徳・資料・指導案。

31日放映。暴走族からの脱退を支援する脱退ボランティア活動、その活動を展開する広島市で活動に打ち込む男性の日々を伝える。過激な活動が市民の大迷惑を買った広島市の暴走族、8年前に警察は取締まりを強化、市民も取り締まりに協力し、暴走族の若者は5分の1にまで減少。それでも家にも学校にも居場所のない若者は、徒党を組んで商店街を練り歩き座り込む徒歩暴走族に姿を変え。この暴走族からの脱退を支援する活動を8年間続けているのが吉川水貴さん47歳。もともとはPTA役員だったという吉川さん、さりげなくグループに近づき声をかける。叱ったり、注意するようなことは一切無く、会話の成り立った少年に自分の携帯番号を教える。そして暴走族をやめたい、学校で勉強しなおしたい、という少年から電話が入り・・・。そしてさらに続く親身な修業・修学支援。ここでも叱ることは一切無く。時に無視されながら、約束をやぶられながら、裏切られながらも、親身に寄り添う吉川さんの姿に感動しました。そして立ち直りを見せる少年たち。これまで30人以上も脱退させてきたとか。夜まわりの水谷先生を髣髴とさせる、神様のような方でした。立ち直りを見せる元暴走族の若者の姿を中学生のみなさんに見せたいものです。

・番組評価~☆☆☆☆