4日放映。今回紹介するのは、北京五輪で活躍が期待される競歩の山崎勇喜選手24歳。昨年の大阪世界陸上50km競歩ではトップ争いに加わりながらも係員の誘導ミスで失格。それでもこのことがニュースになり、かえって注目されることに。本人は、誘導ミスがなくても力不足でダメだった、と全く気にする様子もなく。その山崎選手、栃木県さくら市で1人暮らし。数々の女子マラソンランナーを指導してきた鈴木従道名伯楽と二人三脚で北京を目指す。富山県出身の山崎選手、子どものころは運動オンチで、駅伝をめざして高校陸上部に入るも着いていけず脱落、競歩に転じるとたちまちの大飛躍。その山崎選手、競歩以外は何のとりえもない、何もできない、といたって謙虚。鈴木監督曰く、出来の悪い息子。その2人の掛け合いに笑えました。先月13日に輪島で行われた50km競歩日本選手権では、従来の日本記録を1分以上も短縮しダントツ1位。歩くスピード時速15km、というからスゴいです。北京オリンピックを見る楽しみが1つ増えました。
・番組評価~☆☆☆