「開局50周年記念・地球危機2008・何気なく暮らしている人たちへ」 TV朝日 | shima-tの 中学校道徳研究

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テレビ番組を活用した中学校の道徳授業を提案しています。

道徳の授業に使える番組は?そのワークシートは?

道徳の授業に悩む中学校の先生ぜひご覧ください。

中学・道徳・資料・指導案。

4日放映。でた~っ、お正月にTV朝日が満を持して送る地球環境番組4時間10分版。内容は、地球環境の悪化と危機を訴えるもの中心。古舘伊知郎さん司会、ゲストに東京大学の月尾嘉男教授。俳優による3つの現地取材、ガラパゴスからの生中継も交え、よくもまあこれだけ地球環境の悪化を取材したもの、とそのラインアップは圧巻でした。海面上昇の危機~東京湾・イタリアベネチア・バングラディシュ・アメリカ東海岸・パプアニューギニア、異常気象と山火事~カリフォルニア・ギリシャ・オーストラリアの干ばつ・日本の台風、ヒマラヤの氷河湖取材、フードマイレージのお話、ボルネオ島・オランウータン危機の現地取材、北極圏の異変・オイルマネーの熱狂、アラル海現地取材、そしてローマ帝国崩壊と環境のかかわり。本当に地球環境問題へ待ったナシで本気に取り組む必要を痛感しました。残念だったのは、これだけ時間をかけた番組にもかかわらず、解決のための提言がほとんどなかったこと。最後の10分くらいで江戸時代に学ぶべきこと、日本の節約技術のことに触れていましたが。ま、置いといて、TV朝日の環境問題に対する並々ならぬ意気込みを十分に感じました。これだけのことをやるからには、この番組だけにとどまらず、TV朝日として環境に良くないような内容の番組は放映しないくらいの方針でやって欲しいところです。そして、他局も、とりわけTBSさん、環境問題を訴える番組づくりに力を入れて欲しいです。

・番組評価~なし