「負けんじゃねえ~神田高校に起こった奇跡」ザ・ノンフィクション フジTV | shima-tの 中学校道徳研究

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1日放映。高校野球10年間公式戦勝ち星ナシの万年弱小・神奈川県平塚市神田高校野球部。昨年夏、神奈川県大会予選でそのチームに起こった奇跡の勝利・大逆転劇を伝える。学力面でも振るわず、地域でも評判の良くないこの高校。野球部を率いるのは夢を追ってサラリーマンを退職し、30歳で教員になった松山大介先生。熱血指導であたるも、部員不足ややる気のない雰囲気を打破できず、就任以降も含め10年間公式戦勝ち星ナシ。エースは右手首から先がない障害者ピッチャー・田中寿明君、しかし、成績不振で大会前に控え宣告。大会10日前の練習試合でもあまりにふがいない結果で、松山先生大会後に話す予定だったことを涙で告白。「おれはこの大会が最後になる。・・・負けんじゃねえ。」その言葉を聞いて部員に変化が起こり。そして奇跡の試合が始まったのは2006年7月16日1回戦、相手は鶴嶺高校、9回表3-5、2者連続三振で2アウト、最後の代打に立ったのは、野球が好きというだけで3年間部活を続けてきた3年佐藤和成君、なんとこれが初出場初打席、そしてこのバッターから逆転の奇跡が始まるのでした。9回裏を締めたのは途中からマウンドに上がった田中君。弱小チームの熱血監督、片腕のピッチャー、3年目で初打席の3年生、・・・と、まるでつくられた映画のシナリオのような、現実に起こった奇跡の感動のドラマでした。最後まであきらめない、好きなことに黙々と打ち込む、みんなを信じて全力であたる・・・道徳的にも教えられること満載の映像でした。かなり感動し、泣かされました、監督さんに、田中君に、田中君のオトウサンに、佐藤君に、・・・。奇跡体験!アンビリバボーで再びとりあげるしかないですね、フジTVさん。

・番組評価~☆☆☆☆☆